24章 第一回天下統一戦のまとめ ※一時的に全体公開

2022年11月17日木曜日

24章 天下統一戦

非常に今さら感が漂いますが、天下統一戦のまとめを一応書いておきます。

・・・と言いつつも書くことが何もないんですよ。
その理由は、自分がほとんど参加できなかったからなんですけどね。

その証拠と言ってはなんですが、まずは今回の自分の参加具合をご覧いただきましょう。


はい、以上です。

実際はこれ以外にも加勢での防御の報告書などもあったんですが、ここでは攻撃した報告書だけを抜き出してみました。
両日とも仕事をしていたんですが、それでもスポット、スポットでちょこちょこ参加したつもりでいました。
しかし、あらためて見返してみて、想像していた以上に何もしていないことが明らかになり、愕然としました(´Д`)
これでは書くことがないのもうなずけますね、ウンウン。

いきなり言い訳から入ったんですが、ツイッター界隈の盛り上がり具合や人づてに聞いた話によれば これまでで一番盛り上がった天下統一戦 だったようですね。

佐藤Pのブログでは、今回の結果について次のようにまとめられています。

佐藤Pブログ「佐藤Pは天下統一の夢を見るか?」天下統一戦を終えて(2022.11.7)

1鯖以外の鯖では天下統一がなされたそうです。
特筆すべきは9鯖ですね。天下統一後に天下統一をした大殿までもが落とされて全大殿陥落というこれまでにないことが起こっていたそうです。
そういう面白い展開を見せてくれるとなると、もうIXAの主役は1鯖から後発鯖に移行したのかなという気がしてきます。

やっぱね、1鯖民としてはこの事態に関して思うところが少なからずあります。
そのあたりは後述するとして、とりあえずは結果から見ておきましょうかね。

結果まとめ

国別順位は以下の通りです。

国別順位



1位は花梨の竹中
2位は武装の柴田
3位は天空の蜂須賀
という結果でした。

花梨、武装、天空の3同盟は今回も組んでいたようですね。
ただの部分共闘なのか相互不可侵の約定があったのかまでは分かりませんが、一般的に「組んでいた」と呼んで差し支えないレベルでは組んでいたと思われます。
この3同盟が筆頭をつとめる国だけが生き残り、あとは全滅という結果になりました。
いかに壮絶な天下統一戦だったかということがこの結果からもうかがえます。

しかし、花梨は本当に天下統一戦うまいですね。
武将のスキルや性能に上限がある以上、一発の攻撃の重さは、花梨も武装も天空も変わらないはずです。いずれも最上位のイクサーが集まる同盟ですから。
むしろ、同盟員数を考慮すれば、いちどきに撃てる本数は武装や天空の方が上だと思います。
花梨のうまさとはそれ以外の部分、相方選び、指揮者の能力、ターゲットの見極めなども含めた総合的な立ち回りのうまさってことになるんでしょう。

ただね、毎度同じメンツばっかりで、個人的にはいささか食傷気味です。
強いって言われてる同盟が上から3つ組んでしまったら、それに抗う方法ってあるんでしょうか。

同盟順位・個人順位



同盟としての筆頭は武装戦線でした。
武装戦線はこれで3回連続、同盟誕生からずっと筆頭ということになります。
すごい!こわい!

2位は花梨。
今回も同盟としては武装の後塵を拝することになりました。
まぁ同盟員数が違いますからね。
妥当な線でしょう。

3位は天空。
武装と花梨と組むと毎回こんなかんじで、3位が定位置になりつつあります。
「万年3位」って言ってしまうと悲しくなりますが、「常に3位をキープ!」なら強そうに聞こますね。

今、一番強いと言われている3同盟が順当に1・2・3を独占しました。

大殿陥落時刻(開放時間順)

赤線は1日目と2日目の境界
この表には致命的なミスがあるんですが、お分かりになるでしょうか。
そう!蜂須賀、柴田、竹中の大殿開放時間が記載されていないのです。
記載していないのではなく、できないのです(´Д`)

いつも終戦後に各国の大殿を回ってコピペするんですが、何を考えていたのか、その三か国に関してはやらずに済ませてしまいました。
本当はそれが分からないとこの先の話が書けないんですが、三か国については無いものとして、このまま話を続けます。
もしご存知の方がいらっしゃったらお教えいただけると助かります。
(竹中は九戸の次くらいに開放になったことは分かっていますが、柴田と蜂須賀はさっぱりです)

今回は全ての国の大殿が開放されるという前代未聞の事態になったわけですが、前述の通り、生き残ったのは3つだけで残りは全て陥落しています。

以前までであれば、開放ののち即陥落というケースが割とありましたが、今ではどこの大殿も格段に堅固になり、数時間~十数時間粘るというケースも見られるようになりました。
前期の話になりますが、神社の守る羽柴国大殿は早々に開放になるも全く陥落する気配を見せず、終戦まで防Pウマウマ状態でした。

今回、初日に陥落したのは2つだけで、残りの7つは全て2日目に陥落しています。
この結果からすると、「初日で大勢が決まってしまって2日目はやることねーよ」などと愚痴をこぼす暇も無いほどに忙しい天下統一戦だったんじゃないかなと思います。
・・・ほとんど参加してないからシランケド。

今回も壁となったのは小規模~中規模の同盟

今回もやはり壁、ストッパーとして大殿開放を阻んだのは、100人を超えるような大同盟ではなく、同盟員の少ない小規模~中規模の同盟でした。

特に、前田家での戦いは凄絶だったようで、フルフル団&姫同盟は各国有力同盟の攻撃を何度もはね返し続けたと言います。(フルフル団93人、姫同盟62人)
今回筆頭となった武装でも同盟員が口々に「フルフル団&姫同盟が一番手強かった」と述懐するほどだったそうです。
今回のMVP同盟にはこのフルフル団と姫同盟を推したいと思います。

自分にちょっと空き時間ができてインしたのは2日目の13時でした。
この時点で残っていたのは大殿以外では、
・堀の真木蔵人(カリカリ)、
・黒田の茶心庵、
・鈴木のかわうそ、
・加藤のインギンナイッ
以上の4つの同盟でした。
カリカリ、茶心庵、かわうそについては今さら説明の必要はないですね。
いずれも通常合戦ではほとんど落ちないことで有名な同盟です。(そもそも攻撃がこないという話もあるw)

同盟規模としては、カリカリ・・・24人、茶心庵・・・69人、かわうそ・・・90人です。
カリカリは1鯖を代表する少数精鋭同盟の一つと言って差し支えないですし、茶心庵とかわうそは中規模でありながら大規模な筆頭同盟と肩を並べる強さの同盟です。

加藤のインギンナイッは初めての同盟ですが、今回大殿開放に関わる120同盟(10同盟✕12か国)の中で最も少ない8人の同盟でした。少数精鋭同盟の新顔ですが、初日の夜には狂都や傑覇天極を中心とした鈴木家の共闘をことごとく退けていました。

壁同盟への対応策が明確化

今回の天下統一戦で一番意味があったと思うのは、小規模~中規模の壁同盟への対応策が明確になったことです。

これまで少数精鋭同盟は大同盟にとっては天敵でした。
その理由は単純で「人数依存の倍率スキルが刺さらないから」です。
全く刺さらないわけではないんですが、大同盟相手の時と比べると効果が抑えめになり、爽快感が得られにくいため、敬遠されがちなのです。
そりゃぁ、アホほど苦労してつけた天聖宝冠が刺さらない同盟なんて攻撃したくないですよね。

しかし、今回から(?)通常合戦の二の陣と同様に、2日目は攻撃側に有利な補正がかかるようになりました。

公式ヘルプより


この補正の影響は凄まじく、2日目の午後に自分が生存を確認した4つの壁同盟は次々と打ち倒されていきました。
それが自然の流れだったのか、示し合わせた結果なのかは分かりませんが、ここから先の天下統一戦では「面倒くさい同盟は初日は放置して、2日目に数の暴力で押し切ればいい」というのが鉄板の法則として定着するだろうと思います。

でもね、その様子があまりに無惨で・・・
子どもたちが少人数でわいわい遊んでいるところへ、大きいお兄ちゃんたちが大勢でやってきて、子どもたちの遊び場を踏み荒らしていった。
自分の目にはそのように映りました。

まぁ、IXAはそういうゲームなのでしかたがないんですけどね。
合戦を停滞させないための新しい展開を生む装置だと考えれば、この補正は決して悪くないとは思います。

感想

いつもは最後に「まとめ」を持ってくるんですが、今回は「感想」です。

1鯖ではいつもの同盟がいつも通りの結果を出したわけですが、その一方で後発鯖の結果を見てみて下さい。
いくつもの同盟が「天下統一してやるぞ」という気概で爪痕を残しています。
今や後発鯖はただ1鯖のあとをついてくるだけの存在ではなく、熱量ではすでに1鯖を上回っているように見受けられます。

冒頭で「もうIXAの主役は1鯖から後発鯖に移行したのかな」と書いたんですが、あえてもっと強く言えば、「こんなクソみたいな結果が続くだけなら、もう1鯖は解体した方がいいんじゃないか」とさえ思います。
もちろん、「クソみたいな結果」とは、同じ同盟ばかりが連合を組んで勝ち続けることです。

その元凶は、武装、花梨、天空の3同盟です。
まさに今回勝利を手にした3つの同盟です。
1鯖で「あなたが強いと思う同盟の名前を3つ挙げて下さい」と全イクサーを対象にアンケートをとれば、ほぼほぼ間違いなくこの3つが上位になると思います。

そんな3つが組んでしまったら一体誰がどうやって太刀打ち出来るというんでしょう。
勝つか負けるか分からない、そういう楽しみがあるからゲームとして成り立つわけで、やる前から結果が分かってる勝負なんてゲームじゃありません。
ただの作業です。
もし、結果がどうなるか分かっててやってるならただのいじめっ子ですし、分かってないならちょっとあれです。
毎回多少の違いはありますが、もう一体どれくらいその3つで組んでるんでしょう。
いい加減、飽きないんでしょうか。
まぁ、飽きる飽きないはどうでもいい話なので横に置いておきましょ。

今回の勝利が彼らのたゆまぬ努力の結果であるのは間違いありません。
たくさん課金している。
合成を頑張っている。
他同盟との調整を念入りにしている。
他国の戦力分析を緻密にしている。
他の同盟がサボっているところ、手の行き届かないところを、彼らがひたむきに一生懸命やっていることは分かります。そういう努力や準備の積み重ねの上に彼らの勝利があることも十分に承知しています。
それでも、あえて言いたい。
その3つの同盟で組んじゃダメでしょ!

やる前から分かってる勝負にやりがいや楽しみがありますか?
内部の人からすれば「たまたまそうなっただけだ」「決して楽勝ではなかった紙一重だった」「一生懸命頑張った結果だ」という感覚なのかもしれません。
しかし、結果だけ見れば、多くの1鯖民が「またいつもと同じ結果か」という感想を抱いたのではないでしょうか。

今回勝利を手にした3つの同盟は、手近な勝利や手頃な安定に満足してしまっているように思います。
「最後に牡丹を落として終わっとくかー」みたいな感じで終戦したんじゃないですか。
花梨・天空は本気で武装を落とすつもりがあったんでしょうか。あれほどギリギリまで追い込んだなら、なぜ落とさなかったのか。
国内の同盟を総動員したなら押し切れたんじゃないですか。
個人的にはとてもモヤモヤしました。

一方で、負けた同盟や国々にも問題があります。
なぜ毎回好き放題やられっぱなしで何の手も講じないのですか。
「あの3つにゃかないません」「よそはよそ、うちはうち」などと最初から天下統一なんか諦めてしまっているんじゃないですか。

共闘したり、連合を組むのがIXAの華であるならば、離間工作や裏切りもまた物語に彩りを添える華であると考えます。
途中で裏切ったっていいじゃない!
策謀をめぐらせて、ライバルとなる国が小競り合いをしている間に漁夫の利を得るみたいなことがあったっていいじゃない!
戦国時代なんですから。

イクサーが何を求めてIXAをやってるかってことに関わる話だと思うんですが、
国力の誇示ため、同盟の威信ため、個人の栄誉のため、デッキを強化して力試しするため、仲間と楽しい時間を分かちあうため、人によっていろんな目的があると思います。
中には、どんな手を使っても勝ちゃいいのよっていう人もいると思いますし、ただただマウントとりたいだけっていう人もあるかもしれません。
どんな目的であれ、おおざっぱにまとめて言えば「やりがいがあって楽しいから」ということになるんじゃないでしょうか。

人が何を求め、何にやりがいを覚え、何に喜びや楽しみを見出すかなんてのは個人の自由です。なので、それらにケチをつけるつもりは全くありません。
中島誠之助よろしく「どうぞ大事になすってください」ってなもんです。

何やったっていいんです。
ルールの中なら何でもいいと思うんです。
ましてやゲームの中なんですから。
でもね、本当にやるべきじゃないことの線はあると思うんです。
「それをやっちゃぁ、おしめぇよ」っていうことはあるはずです。
これはいつもみたいな「かっこいいか、かっこ悪いか」って話じゃないですよ。個人的にはその線も大事だとは思ってますが、これは全く別の話です。
勝ち負けを競うゲームをやってるのに、勝ち負けをつけることを放棄しちゃったらゲーム性が台無しになっちゃうじゃんって話です。

良くも悪くも上位同盟のこれからの振る舞いに1鯖の命運はかかっていると思っています。
武装は花梨や天空の協力なしには勝ち抜けないのか?
花梨はずっと武装に頭が上がらないままでいいのか?
天空は万年3位で満足なのか?
しんげぼはいつになったら前評判通りの力を見せるのか?
神社はいつまでレベル上げ凸専門を続けるのか?

みんなが死にものぐるいで絶対的な勝利をつかもうと競い合っている後発鯖と、上位陣がそれなりの勝利に安住して満足してしまっている1鯖とでは、どちらが勢いがあるのか、どちらが盛り上がっているかは明らかです。
少なくとも自分には今のままの1鯖が楽しいとは思えません。

今回の結果を受け、1鯖を捨てて後発鯖に主戦場を移そうかなと初めて本気で考え始めました。



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