再開へ向けて(1)炎上騒動の総括

2022年3月19日土曜日

23章 報告

さて、再開しますと高らかに宣言してはみたものの、
これまでの読者に加え、相手方同盟の方々、そして炎上を楽しみに集まった野次馬などなど、いろんな人たちが厳しい視線を向けている中で再開するわけですから、何もかもがこれまで通りというわけにはいきません。
つきましては、再開にあたっての再発防止策なども考えましたが、まずは一連の記事に端を発する今回の炎上騒動について総括をしておきたいと思います。


どういう騒動だったか<事実編>

まず最初にどういう騒動だったかを至極簡単におさらいしておきます。

私は前期末に「自分の好きなプレイスタイル、嫌いなプレイスタイル」について言及しました。そして、嫌いなプレイスタイルについては具体例を挙げて事細かに記述をしました。
その具体例の中で今回ご迷惑をおかけした相手方同盟の実名を挙げて、誹謗中傷ととられかねない表現を交えて話を展開しました。
ここで具体例を挙げたこと自体はイクサーの「境界」を推し量るための一つの手段に過ぎなかったのですが、そこばかりがクローズアップをされ、2ちゃんねるやツイッター、果てはよそのブログにまで飛び火して騒動は発展していきました。
そして、問題の記事を含めた過去記事を全て公開停止という措置をとることで徐々に平静を取り戻してきて今に至ります。

あらましとしてはこんな感じです。

原因分析

原因分析の方法は世の中にいくらでもあると思いますが、
今回はシンプルに「主因・誘因・素因」という視点で整理してみます。

主因:炎上記事を書いた

素因:ブログに危うさがあった

誘因:みんなヒマだった

ベン図になったものをいろんなところでよく見かけますよね。
病理学や疫学の難しい話を一般向けに優しく解説してくれるパンフレットやウェブサイトが多いでしょうかね。それぞれが離れている場合には発症しないけど、これらが3つ重なったところで発症しますよ、みたいなやつ。

今回の炎上騒動に関してこういう整理をするのは、炎上をある種の「発症」と解釈すれば、悪くはないんだろうと思います。
ただ、ここでわざわざ図を描いて → 重なり部分に線を引いて囲って → そこだけ色を変えて塗りつぶして → 文字打ってフォント変えて、なんてやるのは面倒くさいので、文字での記述だけにしておきます。
文字だけで分かる人には分かりますし、図にしたところで分からない人には分からないでしょうから。

長くなりますから、簡単なところはどんどん省きます。

主因:炎上記事を書いた

ではまず、主因。最大の要因です。
やはり過度な誹謗中傷と解釈できるような記事は良くありません。
何物にも適度な度合いというものがあります。
自分の中では純粋な批判と問題提起が目的だったわけですが、読んだ人が「単なる誹謗中傷じゃん」と思うような文章しか書けなかったというのは痛恨の極みです。
文章力の欠如です。
完全な自分の落ち度です。

素因:ブログに危うさがあった

そして素因です。ブログや私自身の性質に関わる要因です。
ここまでそれなりに尖った内容を書いてきました。
極力何かを断定するような表現は避けつつも、自分の価値判断や事実認識をベースにいろいろな話を論じてきました。
時には攻撃的であったり、ディスるような表現も盛り込みました。
規約違反ギリギリ、真っ黒寄りのグレーゾーンを突き進んできました。

そういうブログであったために、好ましく思わない人が少なからずいたであろうということは容易に想像できます。
とても危ういブログであったと思います。

最近は合戦はどこもかしこもマンネリ気味でネタ不足が続き、アンケート企画に頼ることもありました。
ここにも実は落とし穴があったと思います。
ちょっと前に「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」なんてセリフが流行りましたが、まぁそういうことですね。

誘因:みんなヒマだった

最後に誘因です。環境的、周囲の状況に関する要因です。
タイミング的にみんなヒマだったんですよね。
体感としては刷新から初回の合戦まで1か月近くあったように感じられました。
実際は20日ぐらいだったでしょうか。
この間、みんな自分のデッキを強化するしかやることがなかったんです。
暇つぶしの話題としてはちょうど良かったと考えられます。


以上、3つの要因がうまいこと(?)重なって炎上に発展したというのが事実だと考えています。

実はこの後の<解釈編>が長くなり過ぎたために<事実編>はかなり削りました。
しかし、これぐらいの方が読み手の負担は少なく、理解もしやすいのだろうと思います。


私は騒動をどうとらえたか<解釈編>

私が今回の炎上騒動をどうとらえたかについて書きます。
一言で言えば、「無関係の人間による無関係の人間ためのお祭り」です。
当事者ではない人間が集まり、当事者でない人間が煽り、当事者でない人間がそれに乗った。そして、本来の当事者は一切関わってない。
そういう騒動であったととらえています。

当事者とは

ここで言う「当事者」とは相手方同盟の方々と私自身のことだけを指しています。
ネット上では、相手方同盟の養護をしてくれた方、私を支援してくれた方もあります。
それぞれがそれぞれの理由で関わっているはずですから、そういう方たちについては「准当事者」として考えています。
しかし、それでも彼らは「全き当事者」ではありません。
あくまで厳密な意味での当事者は相手方同盟と私以外にはありえません。

当事者が関わっていないと考える根拠① 相手方同盟

もう一度書いておきます。
今回の炎上騒動に当事者は一切関わっていないと考えています。

まず、相手方同盟さんに関して。
そもそもですよ。
相手方同盟には後ろめたいことは何もないのですから、批判するつもりがあれば堂々と名乗った上でカウンターとして反論を繰り出せばい良いのです。
世論はおおむね味方についているわけですから、最高の追い風が吹いている状態です。
それを利用しない理由がありません。
匿名で2ちゃんねるを使って炎上させる意味が全くないのです。
仮にそんな人がいたとすれば、ただただ回りくどいだけで、よほど暇な人ということになり、極めて不合理です。
よって、相手方同盟の方が関わっていることはありえないと私は考えています。

ここからは補足です。
相手方同盟の盟主さんの姿勢を見ればよく分かると思いますが、
相手方同盟さんはこの話題に触れたいとか関わり合いになりたいなどとは全く考えていません。
そのため、徹頭徹尾スルーを貫いています。
さらに一歩踏み込みますが、おそらく盟主さんはご自分では記事を読んでさえいないと思います。

補足の話が長くなりそうですが、続けます。
なぜ、そう考えるのか。
これは非常に明解です。
同盟プロフィール欄に、私が書いていないことがあたかも私が書いたかのように書かれていたからです。(現在は削除されています)
それがどんな記述だったかと言えば、「保食をしたからと言ってブログで叩かないで下さいw」というものでした。(「保食」でなく「捕食」という記述だったかもしれません)
これが当ブログを指すのか他のブログを指すのかは確認する術はありません。
しかし、タイミングから言って、当ブログを指すと考える方が合理的だと考えています。

私の記事をきちんと読まれた方は分かると思いますが、実は私、「保食」が云々という話は一言も書いていないんです。
にもかかわらず、ネット上で広まっていく過程でいつの間にか保食云々という話が語られるようになりました。

一連の騒動の中で「保食」という単語が初めて登場したのはコメント欄でした。
かなり早い段階で、一人の読者の方が「保食」に関するコメントを寄せてくれました。
その文面から推察するに、「戦功やポイントを一方的に収奪するのはならず者だ」という本文の記述を読んで「これは保食のことだ」と誤った解釈をした可能性が高いと思っています。

そして、そのコメント以降、「保食批判」という実態のないものへの攻撃が始まりました。
そりゃぁ、「保食はずるいー!うらやましー!しちゃダメー!」なんて「保食批判」をしていたとしたら、絶好の揚げ足取りポイントですからね。
目のつけどころは良かったと思います。
しかし、残念ながら書いてはいません。
にもかかわらず、「保食批判」への攻撃は最も盛り上がったポイントの一つでした。

このことから、多くの人が自分で記事を精読することなく、他人の評価や他人の評判を立脚点として炎上騒動へ乗っかていただけだということがうかがえます。
おそらくですが、相手方同盟の盟主さんも他者からの伝聞によって「保食批判」があったと思いこんでいたのだろうと推察します。

私の意図としては「ソロ城主を大人数で取り囲んで一方的に踏みつけにしておいて、その相手が一騎討ちを求めてきた時に応じないのは余りにせこくないかい?」ということが言いたかっただけです。
保食合流であるか、銅銭合流であるかは全く関係がありません。

しかし、そこを読み違えているというのは批判するサイドとしては致命的です。
なぜなら、私が相手方同盟をならず者と呼んだ理由について理解できていないことになってしまいます。
記事内容を理解していない人が、私の書いていないことについてなんだかんだと文句を言っていたとしても、私サイドとしては対応のしようがありませんし、そんなものに付き合う理由は露ほどもありません。

補足の話が長くなってしまいましたが、相手方同盟さんの姿勢から、彼らは炎上騒動に一切関わっていないと考えています。

当事者が関わっていないと考える根拠② 私自身

なんだか分かりにくい小見出しですが、私自身が炎上に関わっていないという話です。

私がどんな形でも注目を浴びたいと考えるアホであればありえると思います。
しかし、私は誰でも彼でも来て欲しいとは考えていません。
たくさんの人がやってきて場が荒らされるくらいなら、ごく少数でもいいので良い読者に読んで欲しいと考えています。読者の質を担保したいのです。
私には言いたいこと、聞いてほしいこと、残しておいた方がいいと思うことがあるからブログをしているわけです。それらをできるだけ尖った形で書いてきました。
そのためには良い読者の協力は決して欠くことができないものでした。
読者の質が低下することでブログの存続が危ぶまれるような状況になるのであれば、読者は少ないままで構いません。
そういう理由から、たくさんの人を呼び込むということに全く興味がありません。

また、別の可能性としては、金銭目的の炎上商法の疑いを持つ方もあるでしょう。
収益化しているブログであれば、そうすることのメリットがあるかもしれません。
しかし、残念ながら、当ブログは開設から数年経った今でも1円の支払いも受けてはいません。現時点でもまだ支払いラインまでは半分程度あります。
ここで少し炎上させたとして何が変わるものでもありません。
すなわち、金銭目的の炎上商法として成立しえないのです。

以上のことを根拠に、私自身も一切関わっていないと堂々と主張します。

騒いでいるのは誰だ

では、相手方同盟でも私でもないなら一体誰が騒いでいるのか。
当事者ではない人たちとは一体どういう人たちであるかについても考えてみます。

これも実は超簡単です。
炎上を楽しみたいだけのただの輩です。
IXAの中では自分の居場所を見つけられずに、2ちゃんねるで炎上芸を披露することに生きがいを見出した落伍者たちです。
言うなれば、IXA落ち武者です。
そうでないとすれば、以前から私のことを、そして私の書く記事のことを好ましく思っていなかった人たちです。
断言してもいいですが、その2種類以外はありえません。

炎上自体がノーダメージだという話はこれまでにも書いてきましたが、皮肉交じりで遠回しに書いたために誤解している人がいるので、再度はっきり書いておきます。
ノーダメージです。
なぜなら、批判の多くが取り合うに値しない話ばかりだからです。
(私を養護してくれた方や巻き込んでしまった方には申し訳ない思いでいますので、厳密にはノーダメージではないんですが)

私が反省すべきは相手方同盟に迷惑をかけてしまったというただその一点のみですし、
私が謝罪すべきは相手方同盟のみです。
IXA落ち武者は対手とせず、です。


最後に

公開停止の措置をとったことで、発言を撤回したとか逃げ出したとか思っている人もいそうなので、ここではっきりと書いておきます。

誹謗中傷ととられかねない記述をしたことは私自身の過失であり、落ち度です。
そのため、相手方同盟には謝罪の意思を伝え、改善を約束いたしました。
しかし、問題提起をしたことやその内容自体には恥ずべきところも後悔も微塵もありません。したがって、撤回するつもりもありません。

今、読み返してみても、論理的には無矛盾ですし、不合理でつじつまが合わないということも一切ありません。
むしろ論旨が明確で「うん、よく書けているな」と自分で自画自賛するほどです。


次回は、「炎上しないための改善策や今後のお約束」を書く予定ですが、その中で問題となった記事の解説もしてみたいと思います。
単なる弁明に終始するだけになっては面白くありませんので、裏でどんな出来事とややりとりがあったについても触れてみるつもりでいます。


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